雑誌インタビュー記事の撮影

本日は夕刻から雑誌のインタビュー記事の撮影。

書家の大家。氏曰く「スペインで個展をした際に、スペインの人は芸術に対してはアウトプットされたもののみの評価ではなく、その作成プロセス、作者の思想まで含めての評価をする」「社会の中で、クリエイターやアーティストの価値を認め、評価が高い」というお話があった。

全く同感。作品自体や人物に向き合わず、クレジットのみを気にしている人が多い傾向にある中、原点であり、ごく普通のことがかえって新鮮に感じた。

彼女は、単なる文字を描いているのではなく、文字の成立ちや意味を説明しながら、力強く筆を走らせていた。また、自身の経歴、想いの変遷を語って頂いた。自信に満ちあふれた素敵な方だった。

私自身は作品を評価する際に、必ずその「人となり」を見る様にしている。私が人を見る場合のABCはAttitude,  Behaivior,  Character 。

よくインタビューや対談の撮影をすることがあるが、いつもは黒子に徹しようとしているが、本日は撮影しながらも話に聞き入ってしまい、思わずコメントや質問までしてしまった。

いいお話を聞かせて頂き、ありがとうございました。

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