ソーダプラザの歴史は物つくりと共に

2001年4月26日、株式会社ソーダプラザを創設した。今日で丁度、我が社は10歳になる。

設立当初は渋谷の友人の会社の一部屋を間借りし、その後、原宿へ移転。当初はフォトグラファー、ヘアメイク、着付師等のマネジメント及びモデルのキャスティングが中心の業務だった。

2002年に早稲田に移転し自社内に撮影スペースを作った。そこは螺旋階段を上がっての2階にあり、とてもレトロなスペースだった。隠れ家的な写真スタジオで、俳優、モデル、アナウンサー、ダンサー、ミュージシャン等のリピーターが撮影にやってくる様な場所だった。

そこでは外壁に土を手で塗り、ドアは古い木で作り、スタジオ内の床は木を貼り、壁の塗装、事務所スペースの本立てはブロックを積んで木を渡らせたりと、手作りだった。

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(スタジオのドアを古い木で作り、ベランダにバースペースを設け、バーのカウンターをニスで塗っているところ)

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よく、このカウンターでビールやワイン、コーヒーを発想が煮詰まった時に飲んだ事を思い出す。

また、撮影のバックの背景も立体的にしようと考え、作った事を思い出す。

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色々な場所で個展も行った。額装も作品の一部だと考え、手作りで作った事もある。

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2007年に現在の文京区小石川に移転した。1階には写真ギャラリーのスペース、2階はアトリエと撮影スタジオを設けた。路面店になったので、一般の方々のポートレートを撮影することが多くなった。記念写真や家族写真には人生のストーリーを感じ、より、ポートレート撮影の幅が広がってきた。

ここでもインテリアに拘り、テキスチャーや風合いを大事にした。

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現在のスタジオの壁も風合いに拘り、レンガをアンティーク調にテキスチャーを付ける為に漆喰を手で塗って仕上げた。

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SODA PLAZAの歴史は物つくりと共に歩んできたと、再認識した。

次の10年間は何を作っているのだろう。

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