カメラマン(カメラオペレータ)の方々で、デジタル化になって納品までの業務が増えたと嘆かれる方々がいる。反対に、今まで撮りっぱなしで納品していたのですかと伺いたくなる。フィルムをラボに出し、あとはラボ任せ、またはラボに希望する色合いを形容詞で伝える程度の仕事をしているとそういう発言をしてしまうのか。
暗室ワークを経験し、現像し、プリントして納品していたフォトグラファーの場合は、撮影からアウトプットまでに拘るので、デジタル化に伴い、やっとフォトグラファーのワークフローの原点に戻り、自分の手を離れることなく作品に拘れるとむしろ喜ぶ人もいると思う。コンセプトは同じで、ツールやプロセスが変わっただけ。
一番、大事な(?)インプットである撮影の話はさておき、アウトプット、とりわけ現像とレタッチについては、美しいと感じる色合い、美しいと感じる絵というターゲット設定する感性が基本で、これがずれると技術や知識も発揮できないだろう。
いずれにしても、現像とレタッチは効率よく行い、時間を創出したいものです。
4月14日のブログに記載のUFOではない。これは何でしょう。正解は写真の下に。正解:打合せで行ったカフェの天井