先日、私のスタジオで美容師の卵である美容学校の学生の作品撮りを行った。
今回は少人数であったのと、過去何度か作品撮りをしてきた学生達なので、「想い→カタチ→人に伝える」についての具体的なワークフローも既に知っており、私もピリピリする事なく、ゆったりとした時間の流れの中で撮影する事ができた。
私は人の作品撮りをする際に心掛ける事は、「自分だったらこうする」的なアドバイスは絶対に最初から行わず、あくまでも作品主の世界観を感じとり、伝えたい事を技術的に逆算してカタチにしようと努める。そして、時間的、精神的、エネルギー的に余裕があれば、最後の最後に、「この様な撮り方もあるよ」的な提案撮影をしてみる事にしている。
今回のテーマは「石」であり、4名の学生が世界4大宝石であるダイアモンド、エメラルド、ルビー、サファイアを表現すべく、ヘアーカット、カラーリング、ヘアーセット、メイクアップまでを行われた。
私もこの機会に4大宝石について興味を持つ様になった。
まずはダイアモンド。誕生月は4月で石言葉は「永遠の絆」「永久不変」
次にエメラルド。5月で「明晰」「満足」
ルビーは7月で「威厳」「優雅」
最後にサファイア。9月で「高潔」「崇高」
今月中旬に行われた卒業式に私も招待され参加させて頂いた。皆、これから4月になり美容師として社会に出て行くわけだが、自分磨きを続けて宝石の様に輝いていって欲しい。