今年も多くの七五三の撮影をさせて頂いた。そして、多くのご家族、子供達と接する事ができた。
3歳、5歳、7歳という年齢の差、男の子と女の子との差、個性、親子や親戚とのスタンス等様々なシーンに立ち会う事ができ、楽しく撮影をする事ができた。
そもそも七五三を祝う日本の風習は、昔は栄養不足、貧困、医療技術や体制の問題で疫病や栄養失調によって7歳まで育つ生存率が低かった時代に、健康に成長する事を祝うという節目の行事であった。
泣いたり笑ったり、へアメイクしたり着物を着るのを嫌がったり喜んだりと様々。妹に主役の座を奪われ不機嫌になるお姉ちゃんや、言う事を聞かない子供達に喝を入れるお母さん、グラビアの様にポーズを取るお子様、撮影したデータをスタジオのパソコン操作を巧みに一人で行う3歳児等様々なドラマがあった。
でも印象的だったのは、撮影時に終止ずっと暴れいたり泣き叫んでいた子が一瞬の笑顔をしてくれて、後日にその子がお母さんと一緒に写真を引き取りにスタジオにやって来て、おとなしく自分の写真集やアルバムをじっとじっと楽しそうに見ていた事。
皆、これからも元気に楽しく育って下さい。また、成長した姿を時系列的に見たいものです。