友人のイラストレーターがギャラリーにやってきた。久しぶりである。「イラストレーター」という語は彼には当てはまらない。また、本当は使いたくない。それは「カメラマン」(カメラオペレーター)という語と同類。
彼の描くイラストにはストーリーがあり、各々の登場人物(動植物含む)には各々のキャラクター、バックグラウンドがあり、各々の関係(間柄)にも背景がある。よって、ストーリーの軸がぶれない。
写真の場合と同様に、かっこいい、カワイイ、美しいだけのイラストは一過性のものであり、長続きして人のコラソンに響かない。大事なのは、世界観、ストーリーであり、それは作家自身の生き様や人間観そのものを反映するのだろう。
うんちくを語らずとも、彼の絵は、直感的にカワイイ。
(このサイトでもっと彼の作品に触れることができる。http://www.hadowin.com)
物語性のある写真を見ながら、毎回あれこれと思いを廻らせていただいております。
友人のイラストレーターの方のサイトも拝見させていただきました。表現方法は違っていても
どちらも無条件に心が落ち着きます。きっとお二人の暖かい人柄が作品に現れているのでしょう。ご活躍を楽しみにしております。