愉快な仲間

友人のイラストレーターがギャラリーにやってきた。久しぶりである。「イラストレーター」という語は彼には当てはまらない。また、本当は使いたくない。それは「カメラマン」(カメラオペレーター)という語と同類。

彼の描くイラストにはストーリーがあり、各々の登場人物(動植物含む)には各々のキャラクター、バックグラウンドがあり、各々の関係(間柄)にも背景がある。よって、ストーリーの軸がぶれない。

写真の場合と同様に、かっこいい、カワイイ、美しいだけのイラストは一過性のものであり、長続きして人のコラソンに響かない。大事なのは、世界観、ストーリーであり、それは作家自身の生き様や人間観そのものを反映するのだろう。

うんちくを語らずとも、彼の絵は、直感的にカワイイ。

(このサイトでもっと彼の作品に触れることができる。http://www.hadowin.com)

090508

愉快な仲間” への1件のフィードバック

  1. 物語性のある写真を見ながら、毎回あれこれと思いを廻らせていただいております。
    友人のイラストレーターの方のサイトも拝見させていただきました。表現方法は違っていても
    どちらも無条件に心が落ち着きます。きっとお二人の暖かい人柄が作品に現れているのでしょう。ご活躍を楽しみにしております。

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