少し前に久しぶりに作品撮りを行った。
ここ長い間、業務として撮影のみで、純粋な作品撮りを行っていなかった。以前は頻繁に作品撮りを行って、よくコンテストに応募したり、個展開催していた。
今回の作品タイトルは “ORIZURU” 。全体のコンセプトは「和テイスト」な作品。通常、「和の作品」と聞くと、着物を思い出す。着物を着せるか、着物のアレンジドレスや着物柄のカラフルな背景の前で撮影するパタン。
また、最近では違った切り口でサブカルチャー系(アニメ、メイド、原宿ファッション、アイドルグループ系)も日本文化。
「いかにも」では無く、「どこそこ」、なんらの和のエッセンスを画の中に入れる事はできないだろうか。「どくどく」「ぎどぎど」せずに、柔らかく刺激の少ないシンプルな風合いで撮影できないだろうか。と。企画段階からへアメイクアーティストの方々と作品の世界観やイメージを共有する為に何度も打合せし、キャスティング、絵コンテ作成等の準備を経て本番の撮影に臨んだ。
この赤い方のへアメイクは『歌舞伎』をイメージし、黄色い方は『能面』をイメージしてみた。
今回は動画連動で撮影してみた。写真と動画をシームレスにして、同等の風合いにする様にライティング含め、工夫してみた。
(クレジットは動画の中に記載)
orizuru from hiroyuki soda on Vimeo.
撮影日は7月7日の七夕の日。折り鶴に想いや願いを込めて撮影してみた。