ポージングって?

よく、被写体の方に対して、視線や手足の位置を指導したり、注文したりするカメラマンがいる。実際に被写体の方の手足を誘導しているカメラマンも見かける。

よく、カメラマンに対して、視線や手足の位置をどうすればいいのか尋ねる被写体の方がいる。中にはプロのモデルの方ですら。

もし、カメラマンが被写体の視線、手足の動きをコントロールしていたなら、そのカメラマンの感性以上の写真はとれず、毎回、同様の写真になることになる。

ポートレート写真って、Figure(物理的な姿やカタチ)を撮るものなんでしょうか。人生は意思決定の連続で、手足を動かすのもその人自身の意思であり、感性、生き方、生き様の表れ。自分の目や手足は自分の意思で動かさなければ、不自然。でも、物理的に手足を誘導せず、絵になるポーズを被写体に自発的にしてもらい、その瞬間を捉えるのはフォトグラファーの感性であり、役割。それは秘策でもテクニックでもない、ある単純なこと・・・・。

また、スタジオ帰りのワンショット。

090626

今度、私のスタジオで、個人向けワークショップは、一般向けのプロ養成講座も開講することに。従来はプロ向けの内容のコースのみだったが、今後は、一般の方も対象に。写真が好きな方、やる気のある方や、感性のある方がプロに育っていく姿を見れるのが楽しみ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です