本日は天気が良く、比較的湿気が少なかった様に感じた。過ごしやすい日だった。
ある人と会ったが、なぜか私の眼を見て、話さない。初対面ではないのだが。
私は、20数年前に始めて撮影を学んだ頃のことを思い出した。Caracas (Venezuela)にいた頃、私は師匠のHumbertoからは撮影技術を教えてもらった記憶は無い。技術関係で学んだのは、暗室ワークのみ。
一度、彼と話をしていて、ある単語が思い出せず、一瞬、天井に視線をやった。すると、彼は、「Hiroyuki, porque miraste la techo? Estamos hablando ahora.No?(ヒロユキ、なぜ、天井を見た?今、我々は話をしているのだろ)」と言って、叱られた。人と話しをするときは、必ず相手の眼を見ること。
「ごまかさない」、「現実を直視する」、「敬意を示す」という撮影者の基礎はそのときに形成されたのだろう。