Profoto B1 のバッテリーチャージングケース

私はスタジオのコードレス化に10数年前から取組んできました。私の根底にあるのは、「表現者は精神的にも物理的にも制限から開放されなければならない」という考えです。発想のスピードに比べ、撮影作業のスピードが付いて行かない時にストレスを感じます。表現者がストレスを感じる事なく、発想のスピードに作業が追いつく様にするには環境作りが必要であり、効率性を追求する事によりクリエイティブな時間を創出しようという思いで取組んできました。

スタジオ内のケーブルというのは具体的には、大きく分けて、電気系に関しては、電源〜ストロボ〜カメラ間の有線、画像転送系に関しては、カメラ〜パソコン間の有線です。それらのケーブルによる制限から開放されようと取組み、最後に残ったのが、電源〜ストロボ間の電源コードでした。この問題はProfoto社のB1というバッテリー式ストロボの導入により2年前に解決しました。

これにより、当社スタジオはスッキリとなり、被写体と向き合い、クリエイティブな発想になる為に身も心も制限から開放されました。
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前置きが長くなり、背景を説明しましたが、今日、記載したいのは、「バッテリーチャージングシステム」についてです。(大袈裟な表現ですが。)このバッテリー式のストロボの充電環境についてであり、さらにその小さな小さなバージョンアップについてです。

Profoto B1は電源コードを使用せずに、バッテリー駆動なので、スタジオ内のコードレス化は図れ、屋外でも使用できるというメリットはあります。しかし、その為にはバッテリーの充電環境と管理体制を自分のコントロール下に置く事が不可欠です。撮影中にバッテリー充電中による待ち時間などという新たな制限を作りたくありません。その為に、ハードウェアとルール作りによって解決してきました。

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私は上の写真の様なバッテリーチャージングケースを2年前に作りました。これは市販のケースにバッテリーチャージャーを並べ、一括して延長コードにコードを束ねて詰めたただけです。これにより6個の充電器が同時に一括管理できます。何度か改善をしてきました。最初は押さえのフタとして黒いボードを使用していましたが、透明化と熱を持たない様に穴が開いた透明ボードに変えたりもしてきました。この押さえボードがある事により、上にスペースが出来ます。普段はトップライトのコントロール(オンオフ、出力等)の為のair USBを付けたジェネレータ代わりのソフトを積んだパソコンを置いています。スタジオの音楽もこのパソコンからコードレススピーカー(ブルートゥース)で出力しています。
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また、余談が長くなってしまった事にも気付いています。

運用としては、台に乗せて、3段のトレイを上から、充電中、充電待ち、充電済みという自分なりの運用ルールを作りました。

今回はマイナー過ぎるマイナーチェンジをしました。充電器とその差し込みコードに色づけをして、関連性(紐づけ)を一目で見れる様にしました。

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この背景は、充電器からバッテリーを取り外す際に、充電器とコードの関連性が分からないと充電中のバッテリーを取り外してしまう事が発生するからです。このマイナーチェンジにより、その問題が解決されました。

というとてもマイナーな内容です。この部分を自分のメモ書き程度にしようと今回のブログを記載しました。背景が殆どでしたが。このマイナー過ぎるマイナーチェンジが今回の主題でした。

という訳で、また、余分な「探す工程」から開放されました。

余談ですが、このバッテリーチャージャーケースは、出張撮影の時にも力を発揮します。台の上には乗っかっているだけであり、フタを閉め、気軽に運搬できます。
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という訳で、かなり、マイナー且つマニアックな内容でした。もし、最後まで一読して頂いた方がいらっしゃいましたら、嬉しい限りです。

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