私が運営しているポートレートスクールで、11月に3つのワークショップを開催します。
詳細は上記サイト内のワークショップページにて記載しています。
1)「ポートレート撮影」の基本を学ぶ (Nov.5 Sat. 15-17:30)
〜一眼レフで撮る「ポートレート撮影術を身につけよう!」〜
– 対象:初心者(一眼レフをお持ちの方)
主に技術面の基本です。自然光、環境光での撮影の基本。
受講後、独学できるコツを習得して頂きます。
語学に例えるとこの基本講座の内容は最低限の文法の様なものです。撮影したい事(コンテンツ)が頭に浮かんでも、基本を修得していなければ表現できません。話す内容があっても、文法が分からなければ話せません。まずは地味に基本を学びましょう。
このワークショップを受けると、本屋に多くの写真が並んでいますが、それらを辞書的に必要な時に必要な箇所を見る事ができる様になり、より理解力が高まることでしょう。更に興味が出て来ると、次のステップとして自分の撮りたい分野の撮影、ストロボを使用しての撮影へと興味が湧いて来る事でしょう。
2)ポートレート作品撮り (Nov.12 Sat. 15-17:30)
〜作品撮りを通して表現力(感性×技術)を広げよう!〜
– 対象:露出設定等を理解/体得されている中級者以上、
ハイアマチュア、プロで作風や表現力を拡充したい方
ライティング設定のスピードアップを図りたい方
スタジオでストロボを使用して、ライティング中心に写真表現力を学びます。
毎回テーマ設定した作品撮りをケーススタディーとして、モデル撮影を通しての実践的なワークショップ。
このワークショップはレギュラー化、シリーズ化を考えており、初回の今回のテーマは「Feminine & Airey 」です。柔らかい光の演出です。スマホ撮影ではどうしてもカッチリと固い記録的な写真になってしまいます。気持ちが柔らかく優しくなっていても、技術的な工夫が無ければシャッターを押した瞬間、いつもの通り、カッチリとした画になってしまいます。
ゼミ形式で考えながらライティングや画づくりを行います。その為、一方的な講義形式や、与えられた環境でシャッターを押すだけでは無いので、受講後も応用が効くと思います。
3)モデル向けフォトポージング (Nov.19 Sat. 15-17:30)
〜「ワンランク上のモデルになりライバルに差をつけよう!」
– 対象:プロアマ問わずモデル又はモデルを目指す人、
撮影時の表現力アップをしたいモデルの方
撮影現場をよく知り、モデルとしての付加価値を身に付けたい方
撮影テーマ、レンズ、ストロボの種類や位置関係にあったポージング。基本ポージングから撮影現場での習慣、動きに関してのTipsやマナー迄。
フォトグラファーをしていて撮影時に撮り易いモデルと撮れないモデルとがいます。何が違うのでしょう。撮影者(フォトグラファー)と被写体(モデル)のフォトセッションは、餅つきを行う作業の様なものだと思います。餅を付こうとする時に手を出す人とのタイミングが合わないと、どうもスムーズに行きません。
撮影前にフォトグラファーは通常、求めるイメージを説明します。しかし、詳細の機材の特長等は説明する事はありません。モデル自身が現場の使用機材(ストロボやレンズ)の違い、撮影者や機材、背景との位置関係等を知っていると、最適なポーズや表情が出来ます。撮影者が撮り易いモデルは更にフォトグラファーのクリエイティビティが沸き、いい写真を効率良くバリエーション豊富に撮影する事ができます。体系的、実践的に説明とエクササイズをしてワークショップを進めて行きます。
少しでも撮影現場や撮影の事を知って行くと、今迄の自分のモデリングよりも表現力が増すことでしょう。
いずれも少人数制のワークショップです。
詳細、価格、連絡先、申込み等は下記サイトをご覧下さい。
http://www.portrait-school.com/workshop.html
ポートレート撮影に興味のある方、時間を共有できるのを楽しみにしております。