親戚同士のご家族が一緒にスタジオに集合し、記念撮影を行いました。
七五三とお宮参りの記念でした。どちらも健康と長寿を祈願する人生の節目のイベントです。大家族で待合いスペースのギャラリースペースも一杯になるくらいの人数でした。
こんな場合、カメラマンである私がまず考える事は、子供達の体調や様子を見て、撮影順序やペースを組み立てる事です。お参りや食事会等のその後のアポや予定を伺って、逆算して、何時アップという事を頭に入れ、且つ、撮影するご家族のメンバーがどの程度揃っているか等でスケジューリングを頭に入れます。また、子供の元気さや着物の着崩れ等も考慮します。
その次に考える事は、ご家族の構成と関係です。撮影中も家族の組合せパタン等で取り漏れを作らず、色んな関係性を考えて撮影を進めて行きます。
今回は撮影中にリクエストを頂けました。兄弟、姉妹ではなく、親戚同士の場合でも、「この子とこの子は仲良しなので、是非、この組合せで撮影して下さい」と。両親や祖父母との写真は当然ながら、兄弟、姉妹や親戚同士の撮影は時間を経つ程にバリューが出てきます。
まずは、一人でフォーマルな立ち写真と、家族写真はきちんと元気で明るい表情のうちに撮影を済ませたいところです。そして、それが実行できると、その後は色んな表情がでるイメージ的な写真を撮影します。
まだ、首が座っていないお宮参りの撮影は、ご家族にとっては微笑んだ撮影をしたいところです。ただ、眠っていたり、泣いていたりと主役はいたってマイペースなのが通常です。
今回は主役が多く、組合せも多かったので、逆に上手く撮影順序を組み立てて撮影する事ができました。お宮参りのお子様は撮影しようとすると、眠ってしまいましたが、逆に人数が多い分、他の主役撮影や組合せで撮影する事ができました。そして、ベッドでも眠っていたので、手のアップや足のアップを記念に撮影する事ができました。
すると３歳のお姉さんが横に来て話し掛けると、目が覚めました。
その後は、姉妹と、一人で、ご両親と、祖父母と、大家族でと色々と元気に目を開けて撮影する事ができました。
色んなご家族に繋がりや子供達のエネルギーを感じながら撮影する事ができました。出来上がりの撮影アルバムもそうですが、撮影事体もいい想い出となり、皆様の心に刻まれるイベントになっているといいなと思います。
追伸：Oファミリー、Hファミリーの皆様、先日はお疲れさまでした。子供達は皆、カメラから逃げずに、本番に強いタイプだなと感じました。また、いつかの機会にお会いできる事を楽しみにしております。