年明けに友人の高島詩緒莉さんがスタジオに遊びに来られました。彼女は過去に何度か当社スタジオへあるプロジェクトの撮影に来られていたので、久々の再会となりました。

というのもモデル活動の拠点を東京に写されたので、久しぶりに会おうということで。近況等の雑談をしていて、サクッと撮影しようかいう運びで、スタジオに入りました。

決まったテーマやディレクションのある仕事以外は、私は最初からモデルの方にポーズや表情や動きを注文しない事にしています。被写体と撮影者の化学反応を大事にしたいと思っています。

最初から注文すると、毎回、自分の感性のフレーム内の写真しか撮れない為です。まずは被写体であるモデルの方の世界観や感性を感じて、自分のものとのかけ算をしてみると、作風のフレームが拡充していくと思います。

今回は彼女の求めるイメージや方向性、世界観が一致し、タイミングやテンポまで心地よかったです。

通常、しっくりと行かないポーズや表情が来ると、次に進める為に妥協して意図的にシャッターを切る事がありますが、今回は全く捨てシャッター／義理シャッターが皆無で撮影が進みました。毎回の彼女の動きが新鮮でした。全てお互いにアドリブなのに。

私は素材を活かしたシンプルな画づくりを好みます。あれこれと写真の中に被写体以外のものを入れこまず、ライティングで風合いを作り込んで行きます。

今回、撮影がしやすかったのは、そのシンプルさについての考えが彼女と一致していたからだと思います。

ほんのテストシュートで短時間でしたが、色んなライティングで画づくりをしてみましたが、それよりもスタジオ内の空気をお互いにクリエイトして行けたのが楽しかったです。

「高島さん、先日はお疲れさまでした。またご一緒できる事を楽しみにしています。」

Model : Shiori Takashima

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来る1月28日（土）にPortrait Schoolの今年初回のワークショップを実施します。今回のテーマは　”Mode & Stylish” 。

お問い合わせ、申込は下記サイトにて。
スクールサイト：http://www.portrait-school.com/workshop.html
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