20歳のシニア猫ちゃんのポートレート

シニアの猫ちゃんのポートレート撮影を行いました。

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スタジオに到着して、スタジオ内を探索する事からスタート。白背景で歩いているシーンから撮影しました。

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大人の人間の撮影と異なり、動物に立ち位置という発想は無く、「その辺に立ってください」と言ったところで止まってもらえる訳ではありません。よって、背景紙や布の前で撮影するという写真館スタイルの撮影ではペットや走り回る子供には通用しません。ストロボは全方位的に柔らかく広く照射させ、自由度のあるライティングを施しました。そして、白い毛が飛ばずにテクスチャーが見える様に心掛け、撮影&現像しました。

 

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光に近寄って行くことも気にせず、ストロボスタンドの下まで横切って行きました。

 

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これは猫ちゃんのスタジオ撮影で良くある事ですが、ソファーやベッド、椅子等の陰に隠れて出てきてくれません。そこで、ベッドの下に潜り込んだ猫ちゃんをシーツをめくり上げて寝転んでローアングルで撮影しました。

 

スタジオにいらっしゃって、まずはお名前を伺いました。飼い主の方は何故か一瞬、躊躇ってニコッとしながら、「たまです」と。飼い主の方は以前に二十歳の振袖撮影にいらっしゃったお嬢様で、子供の頃から自分で飼っている相棒との事でした。

 

そして、年齢を尋ねると、「20歳です」と。そこで、成人式の撮影を行う事にしました。ただ、猫の20歳は人間に換算すると96歳の様であり、成人式とは無礼ですが。既に立派なお年頃です。

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そして、肉球も撮影しました。猫ちゃんって高齢であっても足の裏はピンク何ですね。家の中で飼っているからかな??

血管や爪、毛のかなりディテールまで撮影する事ができました。

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このブログ掲載以外のシーンもたくさんのバリエーションで撮影できました。全身、顔アップ、歩き姿、座り姿、寝転び姿・・・、そして飼い主とも。

最後に冒頭に記載したペットは立ち位置の発想が無く、撮影が大変と言う話の対極で、ライティングに自由度が無い照射角度が狭いスポットライトで、しかも逆光で影撮影に挑戦しました。その場所に被写体が行かない限り撮影できない写真です。

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歩いてくれたので、その時点に行った瞬間にシャッターを押しました。貴重な画作りです。

 

今回は、飼い主のお嬢様が結婚に伴い、引越しがあるので、ペットが飼えずに実家においておくことになり、ご高齢という事もあり、家族写真でペットと一緒という位置づけでは無く、猫ちゃん中心の記念撮影というオーダーでした。

 

まだまだ足腰は強く、好奇心もあり、スタジオ内を歩き回っていたので、これからも長生きして欲しいなと願っています。

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SODA PLAZA のペット記念撮影 : http://www.sodaplaza.com

 

 

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